そうして寐られぬまま、仕事のことを考えているうちに、だんだんいくじがなくなってしまった。
もう天平時代の小説などを工夫するのは止めた方がいいような気がしてきた。
毎日、こうして大和の古い村や寺などを見ていたからって、おいそれとすぐそれが天平時代そのままの姿をして僕の中に蘇ってくれるわけはないのだもの。
そうして寐られぬまま、仕事のことを考えているうちに、だんだんいくじがなくなってしまった。
もう天平時代の小説などを工夫するのは止めた方がいいような気がしてきた。
毎日、こうして大和の古い村や寺などを見ていたからって、おいそれとすぐそれが天平時代そのままの姿をして僕の中に蘇ってくれるわけはないのだもの。