堀辰雄 『大和路・信濃路』 朱い髪をし、おおどかな御顔だけすっかり香にお灼けになって、右手を胸のあたりにもちあげて軽く印を結ばれながら、すこし伏せ目にこちらを見下ろされ、いまにも何かおっしゃられそうな様子をなすってお立ちになっていられた。 此処はなかなかいい村だ。 寺もいい。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア