夏目漱石 『琴のそら音』 「昨日生れて今日死ぬ奴もあるし」と余は胸の中で繰り返して見た。 昨日生まれて今日死ぬ者さえあるなら、昨日病気に罹って今日死ぬ者は固よりあるべきはずである。 二十六年も娑婆の気を吸ったものは病気に罹らんでも充分死ぬ資格を具えている。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア