堀辰雄 『大和路・信濃路』 がらんとした堂のなかは思ったより真っ暗である。 案内の僧があけ放してくれた四方の扉からも僅かしか光がさしこんでこない。 壇上の四隅に立ちはだかった四天王の像は、それぞれ一すじの逆光線をうけながら、いよいよ神々しさを加えているようだ。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア