「まあ、よくいらっしゃいました」その小屋の中から飛びだしてきて僕たちを出むかえた万里子さんは、一とおり挨拶がすむと、さも困ったように大きい目をしてまじまじと僕の方を見ながら言った。
「――でも、もうすっかり雪がなくなってしまっていて。
なんだか……」
「まあ、よくいらっしゃいました」その小屋の中から飛びだしてきて僕たちを出むかえた万里子さんは、一とおり挨拶がすむと、さも困ったように大きい目をしてまじまじと僕の方を見ながら言った。
「――でも、もうすっかり雪がなくなってしまっていて。
なんだか……」