堀辰雄 『大和路・信濃路』 僕たちはそれから沈黙がちに、枯木の下を抜け抜け、僕たちの靴に踏まれて凍った土の割れる音を耳にしながら、歩いていった。 するともう一つ、ときどき何処かから、それとはちがった、硬い、金属的な幽かな音が聞えて来た。 「あれは何んの音でしょう? 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア