堀辰雄 『大和路・信濃路』 と言って、さあ、もう少女を自由にさせてやろうと妻に目くばせをした。 「あこの塔も見なはんなら、御案内しまっせ。 少女は池の向うの、松林のなかに、いかにもさわやかに立っている三重塔のほうへ僕たちを促した。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア