堀辰雄 『美しい村』 私たちは、少しぎごちなさそうに腕を組んだまま、例の小さな木橋を渡った。 それからその流れの反対の側に沿って、サナトリウムへの道に這入って行った。 その途中にずっと続いている野薔薇の生墻は、既にその白い小さな花をことごとく失った跡だった。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア