夏目漱石 『虞美人草』 焚き残された去年の石炭が、煖炉のなかにただ一個冷やかに春を観ずる体である。 やがて、かたりと書物を置き易える音がする。 甲野さんは手垢の着いた、例の日記帳を取り出して、誌け始める。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア