堀辰雄 『麦藁帽子』 お前はそれを私の釣針につけてくれるために、私の方へ身をかがめる。 お前はよそゆきの、赤いさくらんぼの飾りのついた、麦藁帽子をかぶっている。 そのしなやかな帽子の縁が、私の頬をそっと撫でる。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア