堀辰雄 『燃ゆる頬』 それから私はなおも、さまざまな燃えるような紅や紫の花の咲いている花壇のなかをぶらついていた。 その時、その花壇にT字形をなして面している植物実験室の中から、硝子戸ごしに私の名前を呼ぶものがあった。 見ると、それは魚住と云う上級生であった。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア