堀辰雄 『燃ゆる頬』 「じゃ、消すよ……」 そう云いながら、彼は私の枕許の蝋燭を消すために、彼の顔を私の顔に近づけてきた。 私は、その長い睫毛のかげが蝋燭の光りでちらちらしている彼の頬を、じっと見あげていた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア