堀辰雄 『燃ゆる頬』 私たちはその半島の或る駅で下り、そこから二里ばかり海岸に沿うた道を歩いた後、鋸のような形をした山にいだかれた、或る小さな漁村に到着した。 宿屋はもの悲しかった。 暗くなると、何処からともなく海草の香りがしてきた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア