堀辰雄 『燃ゆる頬』 が、そんなことはどうでもいい。 ただ薔薇がほろりとその花弁を落すように、私もまた、私の薔薇いろの頬を永久に失ったまでのことだ。 私の入れられたそのサナトリウムの「白樺」という病棟には、私の他には一人の十五六の少年しか収容されていなかった。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア