堀辰雄 『燃ゆる頬』 私はそのとき自分の病室の窓から、向うのヴェランダに、その少年が猿股もはかずに素っ裸になって日光浴をしているのを見つけた。 彼は少し前屈みになりながら、自分の体の或る部分をじっと見入っていた。 彼は誰にも見られていないと信じているらしかった。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア