今度はややはっきり聞えたのでその声のした方を振り向いてみると、そこには彼のいる小径から三尺ばかり高まった草叢があり、その向うに一人の男がカンバスに向っているのが見えるのだ。
その男の顔を見ると彼は一人の友人を思い出した。
彼はやっとこさその上に這い上って、その友人のそばへ近よって行った。
今度はややはっきり聞えたのでその声のした方を振り向いてみると、そこには彼のいる小径から三尺ばかり高まった草叢があり、その向うに一人の男がカンバスに向っているのが見えるのだ。
その男の顔を見ると彼は一人の友人を思い出した。
彼はやっとこさその上に這い上って、その友人のそばへ近よって行った。