その神社の裏は、すぐ土手になっていて、その向うには大川が流れていた。
おばあさんはその土手の上まで私の手を引いて連れていってくれることはあっても、もしかして私が川へでも落ちたらと気づかって、いつも土手のこちらから、私にその川を眺めさせているきりだった。
そうしていても、葦の生い茂った間から、ときどき白帆や鴎の飛ぶのが見えた……
その神社の裏は、すぐ土手になっていて、その向うには大川が流れていた。
おばあさんはその土手の上まで私の手を引いて連れていってくれることはあっても、もしかして私が川へでも落ちたらと気づかって、いつも土手のこちらから、私にその川を眺めさせているきりだった。
そうしていても、葦の生い茂った間から、ときどき白帆や鴎の飛ぶのが見えた……