そうやって一度寝入ってしまうと、もうめったに目をさましたことがなかったが、ただ五六遍だけ、私は夜なかにぽっかりと目をあけた。
気がついてみると、まっ暗な中に私はただ一人きりで寝かされている。
そのうちにあかりの洩れてくる次ぎの茶の間から、父と母とが何かしきりに言い合っているらしいのが次第に耳にはいってくる。
そうやって一度寝入ってしまうと、もうめったに目をさましたことがなかったが、ただ五六遍だけ、私は夜なかにぽっかりと目をあけた。
気がついてみると、まっ暗な中に私はただ一人きりで寝かされている。
そのうちにあかりの洩れてくる次ぎの茶の間から、父と母とが何かしきりに言い合っているらしいのが次第に耳にはいってくる。