そしてその一番隅にある、やっとその中に自分の小さな体がすっぽりとはいれるような灌木のかげに身をひそめて、誰にも見られぬようにしながら、一人で悲しんでいた。
私はそうやって自分ひとりで悲しんでいれば、すべてが好くなると、なぜかしら思い込んでいた。
そうしてそのために其処へ身をひそめただけで、もう目頭が一ぱいになって来るのを、やっと怺えながら、垣根の向うの、一面に雑草の茂った空地を、何か果てしなく遠いところのものを見ているかのように見ていたりした。
そしてその一番隅にある、やっとその中に自分の小さな体がすっぽりとはいれるような灌木のかげに身をひそめて、誰にも見られぬようにしながら、一人で悲しんでいた。
私はそうやって自分ひとりで悲しんでいれば、すべてが好くなると、なぜかしら思い込んでいた。
そうしてそのために其処へ身をひそめただけで、もう目頭が一ぱいになって来るのを、やっと怺えながら、垣根の向うの、一面に雑草の茂った空地を、何か果てしなく遠いところのものを見ているかのように見ていたりした。