私はその新らしい駅が何んということもなしに好きだった。
私はとりわけ、誰もいなくて、空っぽ過ぎるくらい空っぽで、その向うに白い雲のうかんでいるようなプラットフォオムが好きだった。
そのうち空の汽車が徐かに後戻りして来ながらそれに横づけになって、何んにも見えなくなってしまう。
私はその新らしい駅が何んということもなしに好きだった。
私はとりわけ、誰もいなくて、空っぽ過ぎるくらい空っぽで、その向うに白い雲のうかんでいるようなプラットフォオムが好きだった。
そのうち空の汽車が徐かに後戻りして来ながらそれに横づけになって、何んにも見えなくなってしまう。