しかし、同じままごと遊びをするにしても、お竜ちゃんだったら何をしても私の気に入るように出来たのに、その女の子と来たら、一所懸命に私のために何をやっても、私の気に入るようには出来なかった。
私はお竜ちゃんのために大事にとってある上等な道具はその子と遊ぶときには使わない事にして、もうさんざ使い古した、そして半端になったような、ちぐはぐな皿や茶碗でばかり遊んだ。
そうして庭の隅っこに咲いている赤まんまの花なんぞも、私は立派なのは残しておいて、すこし萎れかけたようなのや、いじけたようなのばかり採って来た。