私はお竜ちゃんのために大事にとってある上等な道具はその子と遊ぶときには使わない事にして、もうさんざ使い古した、そして半端になったような、ちぐはぐな皿や茶碗でばかり遊んだ。
そうして庭の隅っこに咲いている赤まんまの花なんぞも、私は立派なのは残しておいて、すこし萎れかけたようなのや、いじけたようなのばかり採って来た。
それでもその女の子は始終おずおずしたような微笑を浮べながら、おとなしく私について遊んでいた。
私はお竜ちゃんのために大事にとってある上等な道具はその子と遊ぶときには使わない事にして、もうさんざ使い古した、そして半端になったような、ちぐはぐな皿や茶碗でばかり遊んだ。
そうして庭の隅っこに咲いている赤まんまの花なんぞも、私は立派なのは残しておいて、すこし萎れかけたようなのや、いじけたようなのばかり採って来た。
それでもその女の子は始終おずおずしたような微笑を浮べながら、おとなしく私について遊んでいた。