って、それ以上は訊こうともしなかった。
そしてただ相手がたかちゃんだけでは何んだか物足りなさそうにしながらも、しかし何処かへ打棄らかしておいた、小さな皿や茶碗などを一所懸命に掻き集めて、前と同じようなままごとを二人だけでしはじめた。
それは大人たちの又かと思うような、いかにも単純な遊びだが、小さな子供というものは、それはときには目先きの変ったことを求めもするが、それにはすぐ倦いてしまって、またもとの、いつまで繰り返していても倦きることのないような、家常茶飯的な遊びに立ち返っていくことを好むものだ。