堀辰雄 『幼年時代』 母は、私をすこし離れたところに待たせて、決して上へはあがらずに、そのおよんちゃんを外へ呼び出して、暫く夕やみの中で何か立ち話をし合っていた。 およんちゃんはときどき私の方を気にして見たりしていた。 何か、泣いているらしいときもあった。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア