堀辰雄 『幼年時代』 しかし、お竜ちゃんは、大きな、無恰好な数字が一めんに躍っているような私の帳面の方は偸見さえもしようとはしなかった。 突然、私は鉛筆の心を折った。 他の鉛筆もみんな心が折れたり先きがなくなっているので、私は小刀でその鉛筆をけずり出した。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア