堀辰雄 『不器用な天使』 彼女はどうにかかうにか僕の傷口に藥をつけ直し、それをすつかり繃帶で結はへてしまふ。 そして僕は、彼女と共にゐる快さが、彼女と共にゐる苦痛と、次第に平衡し出すのを感じる。 一時間後、僕等はベンチから立上る。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア