堀辰雄 『クロオデルの「能」』 それはその彫像の腕の先にただ一つきりある人間的な葉むれである。 そしていましがた私が言つたやうに、それは翅のやうに、思考のあらゆる態を眞似る。 それは色彩組織を變へ、心臟の上でゆるやかに打ち、又、不動の顏の代りに震へる、金と光との點である。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア