堀辰雄 『ゲエテの「冬のハルツに旅す」』 何たる荒蕪の彼れを呑まんとする! ブラアムスのアルト・ラプソディのはじまるのは此處だ。 詩の氣分の高まりと共に、オネエギンの力強い獨唱は、かくして道にはぐれていつた不幸な若者に對する如何ともしがたい憐憫でいよいよ沈痛を加へる。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア