……かかる不幸な若者のための莊重な祈りのうちにブラアムスのラプソディは終るが、詩人の同情はさらに、いま何處かの雪のなかに獵をしている友人たちの上に向けられ出す。
彼は山林や畑を荒す野獸どもを勇ましく獵してゐる彼等の上にも神に祝福を乞ふのである。
それから、最後に彼は彼自身――それらの友人から離れて只一人、かうして魂の安靜を求めつつ雪のなかに道を尋ねてゐる自分自身の上に立ち歸つてゆく。
……かかる不幸な若者のための莊重な祈りのうちにブラアムスのラプソディは終るが、詩人の同情はさらに、いま何處かの雪のなかに獵をしている友人たちの上に向けられ出す。
彼は山林や畑を荒す野獸どもを勇ましく獵してゐる彼等の上にも神に祝福を乞ふのである。
それから、最後に彼は彼自身――それらの友人から離れて只一人、かうして魂の安靜を求めつつ雪のなかに道を尋ねてゐる自分自身の上に立ち歸つてゆく。