それでもと云いかねて、やはり少年は自分が先に立ってその木蔦のからんだ階段をすこし危なっかしそうな足つきで上って行った。
が、その中途まで上ったかと思うと、少年は急に足を止めた。
そこの壁の上に彼の顔を赧くするような落書の描いてあるのを発見したからである。
それでもと云いかねて、やはり少年は自分が先に立ってその木蔦のからんだ階段をすこし危なっかしそうな足つきで上って行った。
が、その中途まで上ったかと思うと、少年は急に足を止めた。
そこの壁の上に彼の顔を赧くするような落書の描いてあるのを発見したからである。