そうやって坐って、午後の温かな日ざしを眺めながら、昔の少女たちの話を沢山知っていて、そしてしかも詩人であるというのは。
そうして自分だって、もし何処かに――この世の何処か、誰ももう行っても見ないような閉ざされた田舎家の一つにでも、――住むことが出来ておったならば、彼に似たような詩人にもなれていただろうと思うのは。
私にはたった一つの部屋が(屋根裏の明るい部屋が)ありさえすれば好かったろうに。
そうやって坐って、午後の温かな日ざしを眺めながら、昔の少女たちの話を沢山知っていて、そしてしかも詩人であるというのは。
そうして自分だって、もし何処かに――この世の何処か、誰ももう行っても見ないような閉ざされた田舎家の一つにでも、――住むことが出来ておったならば、彼に似たような詩人にもなれていただろうと思うのは。
私にはたった一つの部屋が(屋根裏の明るい部屋が)ありさえすれば好かったろうに。