坂口安吾 『白痴』 長い夜のまるで無限の続きだと思っていたのに、いつかしら夜が白み、夜明けの寒気が彼の全身を感覚のない石のようにかたまらせていた。 彼は女の枕元で、ただ髪の毛をなでつづけていたのであった。 その日から別な生活がはじまった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア