坂口安吾 『白痴』 爆撃が終った。 伊沢は女を抱き起したが、伊沢の指の一本が胸にふれても反応を起す女が、その肉慾すら失っていた。 このむくろを抱いて無限に落下しつづけている、暗い、暗い、無限の落下があるだけだった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア