坂口安吾 『白痴』 熱風のかたまりの下をぬけでると、道の両側はまだ燃えている火の海だったが、すでに棟は焼け落ちたあとで火勢は衰え熱気は少くなっていた。 そこにも溝があふれていた。 女の足から肩の上まで水を浴せ、もう一度蒲団を水に浸してかぶり直した。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア