坂口安吾 『白痴』 人が物を捨てるには、たとえば紙屑を捨てるにも、捨てるだけの張合いと潔癖ぐらいはあるだろう。 この女を捨てる張合いも潔癖も失われているだけだ。 微塵の愛情もなかったし、未練もなかったが、捨てるだけの張合いもなかった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア