昼になるともう姿がないところを見ると、蛇のねどこに相違ないが、蛇だってまき加減の具合や何かで悪夢を見るかも知れないからアッというまに足いや腹をすべらして墜落したら、いやこれはもう目も当てられない。
この男が悟りをひらいていない証拠には、暗闇の部屋の片隅で、真剣な懊悩の様子といったらないのである。
数日後には風にまぎれて山から姿が消えてしまった。
昼になるともう姿がないところを見ると、蛇のねどこに相違ないが、蛇だってまき加減の具合や何かで悪夢を見るかも知れないからアッというまに足いや腹をすべらして墜落したら、いやこれはもう目も当てられない。
この男が悟りをひらいていない証拠には、暗闇の部屋の片隅で、真剣な懊悩の様子といったらないのである。
数日後には風にまぎれて山から姿が消えてしまった。