坂口安吾 『勉強記』 肉体がそもそも辞書に化したかのような、壮大無類な気持になってしまうのである。 按吉の机の上にはこれも苦労して手に入れた「ラージャ・ヨーガ」という梵書とその英訳が置かれている。 もう半年も第一頁を睨んでいて、その五行目へ進むことができないのだった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア