坂口安吾 『勉強記』 そうして、絵描きになりたいのだと言っていた。 生憎、龍海さんは貧乏な山寺の子供で学資が甚だ乏しいから、生きて食うのもようやくで、とても油絵の道具が買えない。 水彩やパステルなどでトランク一杯絵を書いていたが、呆れたことには、女の姿の絵ばかりである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア