その日の午後一時には「始終ドコトナク苦シク、泣ク」とも書いてある。
子規は大人だから泣かずにいられなかったのだろうが、娘の方は十一もある穴を見たとき、まったく無表情で、もとより泣きはしなかった。
食事だけが楽しみで、毎日の日記に食物とその美味、不味ばかり書いている子規。
その日の午後一時には「始終ドコトナク苦シク、泣ク」とも書いてある。
子規は大人だから泣かずにいられなかったのだろうが、娘の方は十一もある穴を見たとき、まったく無表情で、もとより泣きはしなかった。
食事だけが楽しみで、毎日の日記に食物とその美味、不味ばかり書いている子規。