数年前、菱山修三が外国へ出帆する一週間ぐらい前に階段から落ちて喀血し、生存を絶望とされたことがあった。
僕も、もう、菱山は死ぬものとばかり思っていたのに、一年半ぐらいで恢復してしまった。
菱山の話によると、肺病というものは、病気を治すことを人生の目的とする覚悟が出来さえすれば必ず治るものだ、と言うのであった。
数年前、菱山修三が外国へ出帆する一週間ぐらい前に階段から落ちて喀血し、生存を絶望とされたことがあった。
僕も、もう、菱山は死ぬものとばかり思っていたのに、一年半ぐらいで恢復してしまった。
菱山の話によると、肺病というものは、病気を治すことを人生の目的とする覚悟が出来さえすれば必ず治るものだ、と言うのであった。