シムメトリイがあるとすれば、徒らに巨大さと落着きを争っているようなもので、元来塀というものはその内側に建築あって始めて成立つ筈であろうが、この塀ばかりは独立自存、三十三間堂が眼中にないのだ。
そうして、その独立自存の逞しさと、落着きとは、三十三間堂の上にあるものである。
そうして、その巨大さを不自然に見せないところの独自の曲線には、三十三間堂以上の美しさがある。
シムメトリイがあるとすれば、徒らに巨大さと落着きを争っているようなもので、元来塀というものはその内側に建築あって始めて成立つ筈であろうが、この塀ばかりは独立自存、三十三間堂が眼中にないのだ。
そうして、その独立自存の逞しさと、落着きとは、三十三間堂の上にあるものである。
そうして、その巨大さを不自然に見せないところの独自の曲線には、三十三間堂以上の美しさがある。