利根川に沿うた小さな町で、トンカツ屋とソバ屋の外に食堂がなく、僕は毎日トンカツを食い、半年目には遂に全くうんざりしたが、僕は大概一ヶ月に二回ずつ東京へでて、酔っ払って帰る習慣であった。
尤も、町にも酒屋はある。
然し、オデン屋というようなものはなく、普通の酒屋で、框へ腰かけてコップ酒をのむのである。
利根川に沿うた小さな町で、トンカツ屋とソバ屋の外に食堂がなく、僕は毎日トンカツを食い、半年目には遂に全くうんざりしたが、僕は大概一ヶ月に二回ずつ東京へでて、酔っ払って帰る習慣であった。
尤も、町にも酒屋はある。
然し、オデン屋というようなものはなく、普通の酒屋で、框へ腰かけてコップ酒をのむのである。