坂口安吾 『日本文化私観』 そのため、足の向くままに、実に諸方の道を歩いた。 深夜になり、深夜でなくとも頻りと警官に訊問されたが、左翼運動の旺な時代で、徹底的に小うるさく訊問された。 大体、深夜に数人で歩きながら、酒も飲んでいないというのが、却って怪しまれる種であった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア