坂口安吾 『不連続殺人事件』 部屋を掻き廻したあとは見られなかった。 たった一つだけ、変ったことがあった。 珠緒さんは泥酔のあまり吐いて苦しんだから、枕元には新聞紙をしいた洗面器と盆の上に薬鑵とコップが置いてあったが、ヤカンとコップの水にモルヒネの粉末が投げこまれていた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア