坂口安吾 『不連続殺人事件』 火葬場はブナの森を通りこして、山の奥底、人の通らぬ裏山の密林の中にあった。 百米四方ほどの平らな草原をかこんで、スリバチ型に山がかぶさり、森に山鳩がないている。 すでに火葬の薪がつみあげられ、かたわらに隠坊の夜番小屋があった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア