坂口安吾 『不連続殺人事件』 ところが警部の一行と行き違いに、片倉老人は家人につきそわれ、車にゆられて、主家へ弔問に来たのである。 もう歩行にも殆ど困難な病体だった。 彼は主人の遺骸の前にぬかずいて、ものの十分は顔をあげることができなかった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア