「いや、ごもっとも。
あなたの仰言ることは、いつも、ごもっともで、恐縮です」
カングリ警部は如才なく応酬しながら、各人のN町のアリバイについて、こまかく一々訊ねかけたが、結局、ハッキリしているのは京子だけ、木曾乃さんは色々の買物をしたり、ひやかしたりしたが、顔見知りがいるわけでもないので、先方が覚えていてくれなければ、どうにもならない。
「いや、ごもっとも。
あなたの仰言ることは、いつも、ごもっともで、恐縮です」
カングリ警部は如才なく応酬しながら、各人のN町のアリバイについて、こまかく一々訊ねかけたが、結局、ハッキリしているのは京子だけ、木曾乃さんは色々の買物をしたり、ひやかしたりしたが、顔見知りがいるわけでもないので、先方が覚えていてくれなければ、どうにもならない。