坂口安吾 『紫大納言』 昔、花山院の御時、紫の大納言という人があった。 贅肉がたまたま人の姿をかりたように、よくふとっていた。 すでに五十の齢であったが、音にきこえた色好みには衰えもなく、夜毎におちこちの女に通った。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア