坂口安吾 『紫大納言』 大納言は、笛をめぐって、一日、まどい、苦しんだ。 この笛が地上から姿を消してくれさえすれば、あのひとは月の国へ帰ることを諦めるかも知れない筈だということを―― こな微塵に笛を砕いて、焼きすてることを考えた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア