坂口安吾 『紫大納言』 くさむらの虫のなくねが、きこえていた。 爽やかな夏の夜風のにおいがした。 人の世のあのなつかしい跫音が、風にまぎれて、胸に通った。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア